広告漫画を依頼したいけれど、「もう少し費用を抑えたい」と感じている方へ。
この記事では、制作会社任せにしない“賢いコストダウン術”を具体例とともに解説します。
写真や資料の準備、仕様の見直し、ポートフォリオ掲載の活用など、品質を落とさずに費用を抑える実践的な方法を紹介。
「安さだけで選んで失敗しないための見極めポイント」も丁寧にお伝えします。
写真・資料・シナリオを先に用意することでコストダウン
漫画制作には写真や資料などの素材が必要であり、それらを一から収集するのは制作側にとって負担です。これらの素材をあらかじめ自社で用意しておけば、制作側の工数を削減でき、費用を抑えることにつながります。
写真を提供する
登場人物の顔写真、会社の外観・内観の写真…素人がスマホで撮影した写真だから使えないかも?
そんなことはありません。どんなものでも参考になりますので、提供いただけますと幸いです。
特に、実在の人物に似せて欲しい場合、資料があると大変助かります。
資料として見るだけなので、印刷に出せないような低画質・低クオリティの写真でも大丈夫です。
資料を提供する
HP、会社案内、サービスのパンフレット、他社サービスとの比較表、よくある質問…御社にはたくさんの資料があります。どんなものでも参考になりますので、提供いただけますと幸いです。
資料にするだけなので、折れたり汚れたりしていても大丈夫です。
シナリオを提供する
工数を抑えることで制作費を値引きできる可能性があります。
ただし、作家がシナリオを考えないで済むような、完璧なシナリオを提供していただけることはめったにありません…
仕様を変更する
・工数を少なくできる仕様にする(サイズを小さくする、色数を抑える、ページ数を減らす)
掲載面積が減る分、見せたいテーマをしっかり絞ることが非常に大切です。
学習塾のパンフレット漫画では、最初は6ページ構成で見積もっていましたが、伝えたい内容を整理して4ページ構成に変更。メッセージが明確になり、結果的に費用も2万円ほど削減できました。
「ポートフォリオ掲載OK」で割引交渉も可能
制作した漫画をポートフォリオに記載できることを明記しておくと、多少報酬が安くても案件を請け負ってくれる可能性が高まります。広告やLPの分野では、制作実績を示すことで類似案件を受注しやすくなります。
そのため、漫画家やクリエイターにとって、自分が作った成果物を第三者に公開できるというのは魅力的なのです。
弊社ではポートフォリオへの掲載をOKにすることで割引を行います。
費用だけで判断しない方がいい理由
「相場より安いから、ここにお願いしよう」と思って発注した結果、納期トラブルや品質不一致で結局高くついてしまう…広告漫画業界では珍しくありません。
安さの裏には、経験不足の駆け出し作家や、進行管理を行わない個人依頼だったというケースがあります。
たとえば、SNS経由で漫画を依頼した企業が「納品直前に連絡が途絶えた」という例もあります。
やむなく別の作家に引き継いだところ、構成が合わず全ページ描き直しに。
結果的に最初の見積もりの2倍のコストになってしまったそうです。
こうしたリスクを防ぐには、進行中のこまめな連絡が欠かせません。
「不明点を気づいた時点で即確認する」ことで、認識のズレを最小限にできます。
価格よりも、「安心して進められるか」を基準に選ぶことが、結果的に最もコスパの良い選択になるのです。
信頼できる見積もり・会社の見分け方
見積もりの金額だけでは、その会社の信頼度は判断できません。
大切なのは「何にいくらかかっているのか」を明確に説明してくれるかどうかです。
たとえば、「企画費」「シナリオ費」「著作権譲渡費」が一式でいくらなのか、丁寧に内訳を示せる会社は、誠実な取引姿勢を持っているといえます。
契約前に確認しておきたいポイントは3つ。
- 著作権は誰に帰属するのか(譲渡か使用許諾か)
- 二次使用は可能か(Web、チラシ、SNSなど再利用できる範囲)
- ポートフォリオに掲載されるか(社名・作品公開の可否)
これらを曖昧にしたまま契約すると、後から追加費用を請求されることも。
透明性のある見積もりほど、安心して長期的な関係を築けます。
まとめ
広告漫画の費用は、「どこまで制作会社に任せるか」で大きく変わります。
写真・資料・シナリオなどを自社で準備するだけでも、制作の手間を減らし、コストを抑えることができます。
また、ページ数や色数の見直し、ポートフォリオ掲載OKなどの条件を提示することで、さらに費用を下げられる可能性もあります。
ただし、「安さだけで選ぶ」と後悔するケースも多いのが現実です。
納期遅延や品質トラブルを避けるためには、見積もりの内訳が明確で、やりとりが丁寧な会社を選ぶことが何より重要です。
金額の安さよりも、「信頼できる進行管理」「透明な契約内容」「誠実な対応」を重視することが、最終的に“コスパの良い発注”につながります。
広告漫画は、ビジネスの“顔”になる大切なクリエイティブです。
だからこそ、費用を抑えつつも、信頼と品質を両立させるパートナーを選びましょう。
コストカットの秘訣は、“協力と信頼”をセットで考えることです。
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